ポッポの道

(2001~2003)


人形劇「あんた、だれよ。」

おはなしは、ゴミ箱の中から始まります。


 悲しいニュースが、またひとつ 流れてきます。

そんな悲しい出来事を、子供達の心は どう受け止めるのでしょうか。 

わかりません。  それなら せめて一瞬でも、子らの心の中に ”ポッ”と明かりを灯したい。

そんな願いが膨らんで、こんな人形劇が生まれました。
 歯の治療中、窓に降り出した雨。

「あ、雨だ」  看護婦さんとの 会話にもならないような意思の疎通。

あんた だれよ は、「あ、雨だ・・」で始まります。

人形劇「おいしいリンゴ」

 ミミズが土をこねる場面から始まる、この人形劇は無言劇です。

舞台は小さなダンボール箱 ひとつだけ。

種まき、開花、結実、そして収穫。

ミツバチの乱舞、害虫が現れますが おじさんは農薬を拒否します。

せっかく実った赤いりんごに、容赦なく ヒョウが降ります。 でも そこを潜り抜ければ、喜びの収穫が待っています。


 近所の小さなお店で、買ったりんご。

お店のご主人に依れば、そのりんごの糖度は17度。滅多にない甘さだと言う。 そして 無農薬。

ああ、この日本にも 少量のりんごを手間暇かけて、大切にそだてている人がいる・・・。

そう思うと嬉しくなって、人形劇が生まれました。

人形劇「台所の穴」

 お城の池から逃げ出した、ワニくん。 何処で見つかったと、思いますか。

ワニくんは、台所の排水溝に詰まっていたのです。 何故でしょう。

 排水溝の水は、川から海へ そして ワニくんの生まれた故郷の ジャングルの匂いが、台所の穴まで届いていたのです。

 今頃、ワニくん どうしているかな。 大好きな お母さんに 会えたかな



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